10月に入り、石垣市内では…

 10月に入り、石垣市内では、季節が着々と秋に向かっているが、ここにきて台風が連続して発生している。さとうきびの夏植えは今が最盛期、市内では台風シーズンの重なる8月より、昼間の暑さが少し緩む9月から夏植えを行う農家が多い◆もちろん台風のリスクを避けることをメインに考えての事だが、近年10月に八重山を襲う台風が多い印象がある市内の農家にとって10月は重要な時期、パインやマンゴーなどの熱帯果樹を除けば、八重山の農業は冬型と言える。台風を避け、10月に植え付けを開始する農家が多いからだ◆特に野菜栽培では、高品質の野菜を生産するためにビニールハウスでの栽培が増えている。台風が襲来するとビニールが破れるばかりか、ハウスそのものが倒壊する危険があるので、農家は台風の発生・接近には特に敏感だ◆ゴーヤ、ピーマン、トマト、インゲンなどをビニールハウスで栽培する農家は、10月の作業が今期の収穫量を左右する大切な時期だけに、台風が襲来すると、ハウスへのビニール張りができない◆10月下旬までにビニール張りを終了させないと、ミーニシ(北風)が吹く時期となり、強風のなかではビニール張りが困難な状況になるだけに、農家にとって10月になっての台風発生は深刻な悩みだ。