車いすで最南端波照間へ 難病青年の夢果たす

波照間島の「日本最南端平和の碑」にゴールした、(左から)八木諒平さん、渡部裕美子さん、八木紘大さん、大蔵紗穂里さん=10日午後、波照間島
波照間島の「日本最南端平和の碑」にゴールした、(左から)八木諒平さん、渡部裕美子さん、八木紘大さん、大蔵紗穂里さん=10日午後、波照間島

 難病で余命半年の宣告を受け、「車いすで日本縦断」という目標を掲げながら、途中で断念した青年の思いを遂げようと、同級生や妹らが10日、日本最南端の波照間島に到着した。念願だった、父の散骨も果たした。

 この青年は、栃木県に住む、大蔵拓也さん(29)。大蔵さんは、小学校卒業前、骨肉腫を発病。長い闘病生活と手術の末、17歳で車いすでの生活になった。「何もかもが嫌になって、視野はどんどん狭くなっていった」と言う大蔵さん。転機は、退院後、初めて一人で散歩に出たときのことだった。「小さな坂や段差など、目の前に障害があっても、遠回りしたり、車いすのキャスターを上げれば、前進できる。旅をしているような楽しさを知った」とのこと。「時間があれば、一体どこまで行けるのか、車いすの自分の可能性を知りたい」と考え、日本縦断を思い立つ。19歳のときだった。

 

 

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