来年3月に行われる石垣市長選挙の…

 来年3月に行われる石垣市長選挙の水面下での動きがここにきて活発化してきた。中山義隆市長は、給食センターや食肉センター、市消防署など老朽化が進んだ施設の新築や移設を次々と打ち出し、石垣市役所の建て替えにも検討に入るなど、ハード面の事業に手腕を発揮している◆しかし、市役所職員の接遇改善を含めた行財政改革などソフト面での政策に苦労している印象が拭えない。副市長をはじめとする人事に与党側から「物申す」姿勢が見えることも確かだ◆人事は、市長が行う施策に理解を示す人物が配置されるはずで、その人事に注文がつくと、市長が考える行政運営に支障が出ることも考えられる重要な案件だ◆竹富町でも町民には絶大な人気を誇る川満栄長町長も議会では味方が少なく、副町長人事を何度も否決されている。中山市長と川満町長は保守系と革新系の立場の違いはあるが、議会での支持者が多くないことが良く似ており、原因のひとつが人事であることも共通している◆これは、首長選挙で副市長、副町長の人事構想を表明していないことに原因がある。これからの選挙では副市長、副町長の人事を公約のひとつとして明確にし、有権者の信任を得ることが必要だろう。ナンバー2が行政運営に与える影響を考えると当然だ。