基地移設推進の署名大会に思う 兼次 映利加

 11月24日、那覇市のパシフィックホテルで「基地統合縮小実現県民の会」の大会が行われ、移設推進の署名が沖縄県だけで7万3491筆集まったことが報告されました。つい27日に県庁に提出された辺野古埋め立て反対の署名(海外からの協力を含め3万9千筆)をはるかに上まわる数字です。


 これまで沖縄のメディアや一部の政治家は、「県外移設こそ県民の総意」と軽々しく唱えていましたが、現実はそうではないことがまた明らかとなりました。


 大会には400名の参加者と県内外のメディア16社、発足会にも足を運んでくださった中山恭子参議院議員をはじめ、砥板石垣市議、平安座もと宜野湾市議、松田神奈川県議など県内外から多くの政治家の皆さまも来場されました。


 たった三ヶ月でこれだけの署名を集めたということには、活動を支えた方の相当な努力と忍耐を要したと思います。毎週土日には街頭に立って協力を呼びかけ、ときには反対する方からの妨害にあったりしながらも、当初の目標であった5万を超える数を集めたのです。


 また街頭に立つことはできなくとも、支援者はそれぞれにできることに尽力しました。関係した全ての方の志に敬意と感謝の気持ちでいっぱいです。


 署名は確かに「県民だけで7万3491筆」ですが、わたしはこの署名活動を通して、日本中が一丸となって力を結集している様子を目の当たりにしました。


 署名協力の前提である「基地移設の目的は、普天間近隣住民への危険性の排除であり、同時に面積の縮小でもあること。また返還後の基地跡地では地域振興のための有効活用が可能であること」この重要なポイントを地元沖縄県民に啓蒙するのには、県内有志のみならず、九州、関西、首都圏、東北からも応援の声があったのです。


 署名活動はこれからも継続され、知事の移設承認への後押しとなることでしょう。このことは、県民が自ら沖縄のあり方を考え、豊かな未来へと進む一歩となったことを確信しています。