八重山最大の政治決戦…

 八重山最大の政治決戦、石垣市長選がきょう2日投開票される。現職、中山義隆氏の市政が継続するのか、前職、大浜長照氏が返り咲きを果たすのか、尖閣諸島を抱える石垣市の市長選は安全保障をめぐる国策にも影響を与える可能性があるため、全国的な注目を集めている◆ただ選挙戦の過熱で、現市長や前市長のイメージダウンを狙う怪文書が横行し始めたのは残念だった。こうした行為で得をする候補者はいない。怪文書のばらまきを企画実行した連中の下劣な品性が浮き彫りになっただけである◆告示前から選挙カーのような車が予定候補者名を連呼していたり、1陣営につき1台しか認められないはずの選挙カーが複数走っているように見えたり…という現象があり、本紙にも市民から問い合わせが相次いだ。市選管に問い合わせると一応、違法ではないとのことだが、公選法の脱法行為ではないかという疑念はぬぐえない◆期日前投票者数は有権者数の3割に達したが、この制度についても改めて考えさせられる。単なる投票の前倒しに終わっているなら、7日間の選挙期間が与えられている意味が薄れる◆いずれにせよ、将来の世代に責任を持つ私たち大人が、まさしく将来のために1票を投じる。きょうという日の大切さを肝に銘じたい。