一年限りの分離か 鳩間 昇

 教科書問題で県教委は、竹教委の分離採択を承認するという。そして調査は三市町合同で行いたいということである。これに対し石垣、与那国両教委は八重山一円は一体であることが望ましい、採択は分離して調査は合同ということには反対、としているようである。石垣、与那国両教委の考えは、至極当然であると言える。調査は合同、採択は分離などという虫のいい行政措置がどこにあるのだろうか。だが、竹教委自体は調査も町独自で可能であるといい、あくまで分離強行のようであり、それを県教委は地域意見を尊重との理由で承認するとのことである。
 しかしよく考えてみると、県教委は違法とされている竹教委のことのみを地域尊重というが、石垣、与那国は地域ではないのか、と理屈を言いたくなる。竹教委を地域としてどうすればそれの望む方向で措置できるか、ということが三年も続いている。そして両者揃って、国にまで楯突いているのである。行政の責任にある者が、暴力は伴わないまでも国法に背反した行為に出ているとしか考えられない。

 

▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html