ベトナムで反中デモが相次でいる事態を受け…

 ベトナムで反中デモが相次でいる事態を受け、中国の主要紙は、デモをコントロールできなかったベトナム政府を「無能」などと厳しく批判した。中国政府はベトナム側に賠償も要求する考えだという◆中国で起きた反日デモも記憶に新しいが、中国側は反日デモについて「正義だった」と述べ、日系企業が大きな被害を受けたことに対する謝罪も賠償も拒否している。日本人から見れば、夜郎自大も極まれりというところだろう◆日本には軍国主義が復活していると宣伝し、自らの軍国主義を覆い隠そうという動きも目に余る。これは尖閣周辺で新たな攻勢に出る前触れかも知れず、八重山住民としても注意が必要だろう◆南シナ海には、既に100隻を超える中国公船が展開しているという。同じタイプの船が、現在も尖閣周辺を連日航行している。南シナ海を「片付けた」あと、中国が尖閣に同規模の公船を派遣すれば、日本側は圧倒されてしまう◆尖閣問題を根本的に解決するには、中国の好戦的な独裁政権を崩壊させ、民主的な政権に誕生してもらうほかない。そのために沖縄や八重山に何ができるか、住民としても少しずつ考えなくてはならない時期だろう。普天間飛行場移設問題と同じくらい、沖縄の将来を左右する重要な問題だ。