教科書問題、事実上決着 竹富町にも高揚感なく

 竹富町教科書問題が事実上の結末を迎えた。文科省の提訴断念を「敗北宣言」と表現したマスコミもあったが、竹富町教育委員会の会見は、何とか提訴を免れたという安堵感に包まれ「勝利宣言」という高揚感はなかった。提訴に対応する検討委員会も設置予定だったという町教委にすれば、何とか危機を乗り切ったものの、冷や汗ものの結末だった。

 

 採択地区を構成する市町村は、採択地区協議会が選定した結果に従って教科書を選定しなくてはならない。改めてそう明記した教科書無償措置法の改正で、協議会の選定に従わなかった竹富町は、完全に追い詰められるところだった。


 しかし改正法は同時に、市町村単位で採択地区をつくることも認め、町が八重山採択地区から離脱する道も開いた。国と町、双方のメンツを立てる「軟着陸」(竹富町の竹盛洋一委員)に向け、恐らく、こうした結末は織り込み済みの法改正だったと思われる。

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