新潟県の女性殺害は3人連続殺害という・・・

 新潟県の女性殺害は3人連続殺害という、全国でもまれな重大事件に発展する可能性が出てきた。その上、容疑者の男が石垣島出身で、高校も島内で進学していたことが明らかになり、八重山住民に大きな衝撃が広がっている◆八重山では多くの子どもたちが勉強やスポーツに頑張っている。だが一方で、深夜徘徊や喫煙、暴力行為などの少年非行が後を絶たないのも事実だ◆新潟の事件の容疑が事実であれば、凶悪犯の芽は石垣島で育っていたことになる。一歩間違えば同じ事件が石垣島で起こったかも知れず、地元の教育関係者にとって他人事ではないはずだ◆気になるのは、八重山で昔から頻発している自転車盗である。それ自体は殺人や傷害に比べれば軽い罪だが、小さな犯罪が徐々にエスカレートし、重大犯罪につながるケースもある。凶悪犯の芽は小さいうちに確実に摘んでおかないと、地域の将来に禍根を残す。地域と家庭、関係機関が一体となって、順法意識の大切さを子どもたちに徹底させなくてはならない◆都会化が進む中で、他人の子をわが子のように叱る風潮が薄れていると言われる。しかし自分の子さえ賢く育てば地域は安泰というわけではない。新潟の事件を契機に、八重山でも地域を挙げた犯罪抑止の決意が問われている。