識者寄稿 日本の歴史的完敗か 石井望氏

 七日出された四つの合意のうち、第三項目には日本と中華人民共和国とが取り交した公式合意文書で史上初めて「尖閣」の文字が出現した。「領土問題」の文字を使用しないことにより、玉虫色の決着を装っているが、実際は単なる「領土問題」よりも更に日本完敗の内容に見える。

 なぜなら今後尖閣諸島は「対話中の土地」となる。領土問題か否かを問わず、対話中の土地は他に北方領土だけしか無い。

 対話中に日本の一存で尖閣に対して何かをする勇気を、自民政権は持ち得ないだろう。アメリカの左寄りの議論では対話中の土地はそのまま「国際紛争地」とされてしまい、日本国憲法の「国際紛争を解決する手段として」自衛隊で防衛してはならないとの圧力がかかり、事実上の尖閣放棄に等しくなる虞(おそ)れが有る。

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