2015年

2月

12日

中国「釣魚島」特設サイトの虚構を暴く⑥ 石井 望

圖六 パーディ「經緯度表」第32表
圖六 パーディ「經緯度表」第32表

 チャイナ國家海洋局は平成二十六年末、インターネット尖閣新サイトを開設した。史料の一つとして、これまで公式見解に無かったパーディ(Purdy)著「東印度・支那・豪洲航路經緯度表(今略して經緯度表とする。原題Tables of the positions)を採用してゐる。西暦1816年にロンドンで刊行された。

 この「經緯度表」の尖閣の個所に、先に臺灣(たいわん)島の東北端を載せるので(圖六、第32表)、公式サイトでは附屬島嶼の證據(しょうこ)だと主張してゐる。さあ日本、負けてしまふのか。

 杞憂である。臺灣全島及び附屬島嶼は別ページに載ってをり、そこには尖閣を含まない。この書は逆に附屬島嶼でないと示す史料なのだ。以下に詳しく反駁しよう。

 【駁一】臺灣島南北端及び澎湖など附屬島嶼は第29表「Chinese Sea」(南支那海)に載ってをり(圖七)、尖閣を含まない。第32表の右上の臺灣東北端の注記にも、特に「第29表を見よ」と書いてある。

▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html