2015年

3月

02日

石垣市の小学校教諭が…

 石垣市の小学校教諭が飲酒運転で飲食店従業員の男性をはね、男性は昨日亡くなった。子どもたちの模範となるべき教諭の行為として言語道断で、空いた口が塞がらない。20代の若さで将来を奪われた被害者の無念、遺族の憤りは想像するに余りある◆教諭は同僚と酒を飲んだ帰りだったという。運転席に乗り込んだとき「飲んだら乗るな」というスローガンは頭をよぎらなかったのだろうか。県の飲酒運転根絶条例が石垣市の辻野ヒロ子元県議の主導で制定されるなど、八重山は飲酒運転の防止に人一倍熱心に取り組んできたはずだった◆教諭の今後を考えても暗澹たる気持ちになる。被害者が亡くなったことで、県教育委員会からは厳しい処分が予想される。今後の捜査によっては刑事責任を問われる可能性もある。被害者への賠償責任ものしかかる。教諭はまだ働き盛りの年齢だが、今後の人生を贖罪とともに送らなくてはならない。飲酒運転の恐ろしさが改めて痛感される◆最近も石垣市の臨時教諭が強制わいせつで逮捕される事件があったが、こうした教諭たちは一体、現場でどのような指導を受けてきたのか。自分の仕事を普通のサラリーマンと勘違いしていないか。この事故を八重山の住民すべての問題と受け止めて再発防止に努めるべきだ。