
フィリピン海軍に貸与される海上自衛隊の練習機「TC90」2機が24日、給油のため経由地の石垣空港に到着した。25日午前にフィリピンに向けて出発する予定。南シナ海では中国が軍事拠点化を進めており、フィリピン海軍は警戒を強めている。TC90は警戒監視や人道支援、災害支援などに活用する。
練習機は23日、海自徳島航空基地(徳島県松茂町)を離陸。海自那覇基地を経て24日午後1時過ぎ、石垣空港に飛来した。護衛機として同行したP―3C哨戒機とともに空港に駐機されており、空港周辺には写真撮影のために訪れた熱心な航空ファンの姿が見られた。
自衛隊機の他国への引き渡しは初。2017年度内に他3機も引き渡される。
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