「歴史戦でも全面勝利」 石井氏、調査報告を評価

 内閣官房領土・主権対策企画調整室が12日公表した尖閣諸島関係史料の調査報告書について、石井望・長崎純心大准教授は「明治時代より前の史料や、中国側の史料が初めて採用された。日本は『歴史戦』でも全面勝利できる」と強調した。
 日本政府は尖閣諸島の領有権について、一貫して「歴史的にも国際法上も日本固有の領土」と主張している。しかし石井氏は「『歴史的には中国の言い分にも理がある』という誤った見方が中国によって国際社会に流布されてきた」と危惧。今回の調査結果は「その構図を展開させ、尖閣で長く分厚い歴史を持つのは日本の方であることを立証するものだ」と指摘する。
 その上で「日本が初めて本格的歴史戦へ一歩を踏み出した。この方向を加速すれば、世界は圧倒的に日本を支持するはずだ」と予測した。