
日本最西端の与那国島に2016年3月、陸上自衛隊沿岸監視隊が配備されて1年余が経過した。自衛隊員と家族の転入で人口は同年、約9年ぶりに1700人台を回復し、人口増に伴う税収などが町の財源を潤し始めている。隊員は島の伝統行事にボランティアで参加するなど地域社会にも浸透しつつあり、島の活性化に貢献。人口減少で存続を危ぶまれた島は、陸自配備をきっかけに蘇生へと向かっている。
「子どもの数が増え、島に活気が出てきた。運動会もにぎわうようになった」
陸自配備を誘致してきた60代の男性は、過疎のイメージが強かった島の雰囲気が変わりつつあると強調する。
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