ゴルフ場建設へ裏工作か 〝怪文書〟との関連焦点 職務強要事件

2015年6月、ハイビスカスゴルフカントリーの設立を発表する伊良皆、今村、押川の3容疑者(左から)=市役所
2015年6月、ハイビスカスゴルフカントリーの設立を発表する伊良皆、今村、押川の3容疑者(左から)=市役所

 石垣市北部にある伊原間地区でのゴルフ場建設計画をめぐり、市議2人が現職市長を脅迫したとして逮捕された前代未聞の職務強要事件。昨年、中山義隆市長を批判する〝怪文書〟が出回った問題との関わりが取り沙汰されるなど、特異な経過をたどっている。県警の捜査や関係者の証言からは、逮捕された市議らの強引な裏工作が裏目に出た可能性が浮かび上がる。

 ▽地元主体のゴルフ場
 「地元が立ち上がるしかない」
 2015年6月。市議の今村重治(64)、伊良皆高信(57)、団体職員の押川吉男(77)の3容疑者がそろって記者会見し、ゴルフ場建設に向けて一般社団法人ハイビスカスゴルフカントリーの設立を発表した。
 ユニマットグループによるゴルフ場建設計画がまだ具体化していない時期で、3人は地元主導の開発を目指す方針を明らかにした。
 同年10月にはゴルフ場の建設予定地として伊原間牧場を想定していることを公表。予定地は市有地約23万坪、逮捕された宮谷茂容疑者(64)が代表を務める「やえやまファーム」の所有地約20万坪からなり、ハイビスカスは宮谷容疑者から土地の売却、市から市有地の賃貸を受けて開発計画を進める考えを示した。
 ハイビスカスは石垣市真栄里に事務所を構えたが、実際には宮谷容疑者が資金提供していたと見られる。代表理事に今村容疑者、理事に伊良皆容疑者らが名を連ねた。
 しかし、市はユニマットグル―プを誘致して別の場所にゴルフ場を建設する方針に傾いており、ハイビスカスの計画には冷淡だった。中山市長は報道陣に「具体的な図面もない。現時点では協力するかどうかコメントできない」と突き放した。

 

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