
台風21号は、22日に投開票された衆院選を直撃した。海が荒れ、沖縄本島近くでも投票箱を船で運べなかった離島もあり、沖縄1、3、4区の一部自治体は即日開票できずに決着を持ち越す異例の事態となった。沖縄は台風常襲地帯だけに、悪天候によるトラブルを未然に防ぐ意識の強化が求められそうだ。
公選法は「開票は全ての投票箱の送致を受けた日またはその翌日に行う」と規定。小さな離島が選挙区全体に影響を与えた。
台風のため、離島から沖縄本島への投票箱移送が遅れたのは座間味村(1区)の阿嘉島、慶留間島、うるま市(3区)の津堅島、南城市(4区)の久高島。県選管は、座間味村、うるま市、南城市の2市1村の開票を23日に持ち越した。
しかし報道各社の出口調査などで、1区と3区では22日夜に候補者の当確が出た。特に混乱はなかった。
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