尖閣「付属」史料を否定 台湾、70年公式文書で

「台湾省通志」で「釣魚台」について説明している部分。最後の行の赤線部分に、釣魚台は台東県(台湾東南部)であると明記している=石井望氏提供
「台湾省通志」で「釣魚台」について説明している部分。最後の行の赤線部分に、釣魚台は台東県(台湾東南部)であると明記している=石井望氏提供

 尖閣諸島は「台湾に付属する」と主張する中国政府が根拠に挙げている史料を、台湾政府が1970年の公式見解で否定していたことが分かった。17日、長崎純心大の石井望准教授が東京の衆院議員会館で記者会見し、発表した。石井氏は「台湾政府が中国とともに、歴史の虚構に加担する可能性を阻止できる」と強調している。
 中国が挙げている史料は、18世紀に成立した台湾の地理書「台海使槎録(たいかいしさろく)」。尖閣の中国名とされる「釣魚台」を台湾の一部として扱っている。
 しかし、石井氏は台湾省文献委員会が1970年に発行した「台湾省通志」で「台海使槎録」の釣魚台を「台東県(台湾島の東南部)」と説明していることを発見。尖閣諸島は台湾の東北方向にあるため「釣魚台」が尖閣とは別の島であると台湾政府が認定していたことが分かった。

 

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