強盗殺人容疑で男逮捕 30代元従業員、容疑否認 事件発生から6日目 真栄里殺人事件

 石垣市真栄里の土木会社の事務員、大底むつえさん(52)が他殺された事件で県警の特別捜査本部は10日午後10時37分、石垣市登野城の無職、元従業員の宮城慎太郎容疑者(38)を強盗殺人容疑で逮捕した。同容疑者は容疑を否認している。逮捕された宮城容疑者は事件後、島外に出た様子はないという。12日に那覇地方検察庁石垣支部に送検される予定。事件発生から6日目の逮捕。

 同事件の特別捜査本部は11日、八重山警察署で会見を開き、八重山警察署の与那嶺一文署長と警察本部捜査一課の松崎賀充警視が対応した。
 捜査本部によると、同容疑者は2月5日午後4時頃から午後5時までの間、市内真栄里の事務所で大底さんの顔面などを刃物のような物で複数回刺すなどして殺害。大底さんが所有するバッグ、財布、会社の現金の一部を盗んだとして強盗殺人容疑で逮捕した。
 この日は同事務所の給料日で、大底さんは経理を担当していた。捜査本部は事情聴取の結果、被疑者を特定した。
 八重山署は容疑者を逮捕した後、遺族に報告。与那嶺署長によると、遺族は「安心して眠ることができる」と話している。
 同容疑者は2017年8月まで大底さんが勤める土木事務所に勤務しており、2人は顔見知りだった。同容疑者の退職後、定期的に同事務所に出入りしていたかは不明。複数人での犯行の可能性は薄いという。