於茂登岳の自然を観察 小学生37人が山頂へ こども博物館教室

於茂登岳山頂で記念撮影する参加者一同=26日、午後
於茂登岳山頂で記念撮影する参加者一同=26日、午後

 石垣市立八重山博物館(浦崎英秀館長)が主催する2018年度「こども博物館教室」の第1回講座「自然観察」が26日、県内最高峰の於茂登岳(標高526㍍)で行われ、同行取材した。
 市内の小学5年生37人が参加し、天然記念物や希少種について学習を深めた。特に、この時期に山頂付近で産卵のため集まる、アサヒナキマダラセセリというチョウを中心に探索した。このチョウは100万年前に中国大陸から移り住んだ祖先種が八重山諸島で独自に進化したもので、「生きた化石」とも称される。
 講師は八重山の動植物に詳しい渡辺賢一氏、松島昭司氏、島村賢正氏の3人が務めた。
 イワサキヒメハルゼミや野鳥の鳴き声が聞こえる中、児童らは山頂を目指し登りながら自然観察を行った。
 途中、八重山の固有種である鮮やかな緑色のサキシマカナヘビやハート形の葉をしたオモロカンアオイなどの珍しい動植物が観察できたが、アサヒナキマダラセセリは遠目から2匹ほどしか確認できなかった。
 昆虫を専門に研究する講師の渡辺氏は「20日に於茂登岳を登った時には多く観察できたが、今回は産卵のピークを過ぎてしまったのかもしれない」と説明した。

 

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