沖縄守った「琉球処分」 仲村氏、列強への対処策と強調

「沖縄の危機から始まった明治維新」と題した講演を行う仲村覚氏=29日午後、沖縄船員会館
「沖縄の危機から始まった明治維新」と題した講演を行う仲村覚氏=29日午後、沖縄船員会館

 【那覇】日本沖縄政策研究フォーラム(理事長・仲村覚氏)は29日、仲村氏の著書「沖縄はいつから日本なのか」の解説セミナーを沖縄船員会館で開催した。「沖縄の危機から始まった明治維新」と題した講演では、琉球処分に関して、一般的に流布されている「明治政府が加害者で琉球は被害者」との認識は誤りで「琉球をどう守るか」、つまり当時の琉球を取り巻く西洋列強の危機にどう対処するかが、琉球処分という言葉の始まりだと説明した。

 江戸幕府は、西洋列強の植民地支配から国を守るため、「国防政策の一つ」(仲村氏)として鎖国を実施。しかし、その間に西洋は蒸気船を開発し、大砲を装備して日本列島に来るようになった。幕府が「鎖国では太刀打ちでいない」と気付き、明治維新へつながる。

 

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